最近聴く5曲
この記事は、 大阪工業大学 Advent Calendar 2021(https://adventar.org/calendars/6716)の7日目の記事です。
はじめに
久方ぶりの記事が「最近聴く5曲」という安直な技術に全く関係のないどうでもいいものになってしまったことをどうか許してほしい。近頃精神的にも身体的にもあまり余裕がなく、この記事も担当日当日に書いている。唯一の楽しみは日々行っているVALORANTのbot撃ちくらいだろうか。
前置きはこの辺りにして本題に入るが、その前に注意書きとして、筆者の音楽的趣味は少々特殊であることを書いておく。どのような趣味かは内容を読めば大体わかるのではないかと思う。
本編
1.Awaken the Master/Dream Theater
筆者が一番好きなバンドであるDream Theaterの最新アルバム、「A View from the Top of the World」の6曲目、バンドでは初めての8弦ギターを使用した曲である。
いきなり治安の悪い重たい変拍子リフから始まり、その重さはずっと続く。
筆者がこのアルバム内で最も気に入っている曲である。
重たいのがお好きな方は是非。
2.Devastate/Born of Osiris
Jason Richardsonというギタリストがかつて所属していたBorn of Osirisの「The Discovery」というアルバムの4曲目。
全編頭がおかしいが、ギターソロが特に頭がおかしく、最初落ち着いていたのが急に頭のおかしいスピードになるので、こちらも頭がおかしくなる。
こういう頭のおかしい曲はかなり好きなので、頭のおかしいのがお好きな方は是非。
3.Cause We've Ended As Lovers/Jeff Beck
1975年リリースのギタリストJeff Beckによるアルバム、「Blow By Blow」の6曲目。
上記2つとは違い落ち着いた曲で、アドリブ部分が多く、カバーも多くされている。添付した動画も原曲とは違う部分が多くある。
ギターのために作られた曲の中では最も好きな曲で、落ち着いた曲を聴きたいときはとりあえずこれを聴いている。
落ち着いた曲を聴きたい人は是非。
4.Titan/Jason Richardson
また頭のおかしい曲だ。先ほどのJason Richardsonのアルバム「I」の2曲目。
ずっと刻んでる。腕つらないのか?と心配になるほど刻む。しかもとんでもないスピードで。この人は体のつくりが違うらしい。
密度の高い曲がお好きな方は是非。
5.Bleed/Meshuggah
Djentの最も代表的なバンドとされるMeshuggahのアルバム「Obzen」の3曲目。
これを聴くと脳が空になって何も考えずに済む。
頭をリセットしたい人は是非。
おわりに
この5曲は世間の流行など全く関係なしに選んだただの筆者の趣味である。
ニーズなどはすべて無視した。
お気に召さないのはわかっていたのでただの自己満記事になってしまったが、後悔はしていない。これは布教である。
ほとんど殴り書きのような記事なので、読んだ後は忘れてもらっても構わない。
締めの言葉がよくわからなくなってしまったので以上で終わりということにする。
自分の好きな音楽、アーティストを紹介する
この記事は、大阪工業大学advent calender2020の12月15日の記事です。
筆者:ph0n10m(大阪工業大学工学部機械工学科一年)
はじめに
初投稿だ。何も書き方がわからないので思ったことをとりあえずつらつら書くだけになるがどうか許してほしい。
私は音楽が好きだ。しかしすべてではない。
私は邦楽はあまり聴かない。国内の好きなアーティストといえば、LiSA、サカナクション、椎名林檎、ポルノグラフィティくらいだ。
では何を聴くのかと言われれば、答えづらいのが本音だ。
もっぱら海外の曲を聴くことが多いのは確かだが、メタルと名の付くジャンルの曲が多いので、便宜上メタルと答えている。
しかし私はロックも好きだし、ブルース、ジャズ、フュージョンも好きだ。
一ジャンルには私の趣味をすべて押し込めることができない。
この記事では、私が普段話しきれない音楽の趣味の話をできる限り書いていきたいと思っている。
ただし、この記事に出すアーティストはおそらく全て海外のものになるだろう。
そして、私はギター中心に曲を聴くので、インスト、つまり歌無しの曲が多い。
以上のことをふまえてこの記事に臨んでほしい。
バンド部門
Dream Theater
まずは今一番聴いているバンドを。
Dream Theaterは、1989年にアメリカでデビューしたバンドだ。
このバンドとの出会いがなければ、私はこのような音楽の趣味にはなっていなかった。
それまで私は、メタルを聴くことはあっても、Black Sabbath(後で述べる)やMetallicaなどのべたなものしか聴いてこなかった。
このバンドは、変拍子を使ったり、長尺の曲があったりしたため、私のメタルのイメージを覆した。
今私が聴いているアーティスト、ギタリストは、ほとんどがこのバンドに影響を受けている。私も、このバンドからいろんなアーティストへ派生していった。
界隈の中でのこのバンドの影響力はかなり大きい。
私のおすすめは、「The Dance of Eternity」
聴いていただければわかると思うが、初見ではノれない。それもそのはず、この曲は一曲の間に108回拍子が変わる。たのしー!変拍子気持ちい~!
この他にもおすすめの曲は大量にある。これ以上語るとキリがない。
興味があれば自身で調べてみてほしい。
AC/DC
このバンドは私が初めて洋ロックにハマったきっかけであるバンドである。
1973年にオーストラリアで結成された。
ベタベタのハードロックだが、当時あまりそういう音楽に触れていなかった私にとっては新鮮で、その後数か月ずっとこのバンドの曲を聴き続けることになった。
そんなAC/DCのおすすめのナンバーが、「Back in Black」
ギター初心者なら絶対に耳にするであろうリフのある曲だ。
このバンドはつい最近、新しいアルバムを発表した。界隈、熱狂。
こちらも興味があるならば必聴である。
Black Sabbath
このバンドは、私がそれまでほとんど聴いてこなかったメタルというジャンルに入るきっかけになったバンドである。
ダウンチューニングで脳髄に響き渡る重厚なリフ、オカルトっぽい曲調に歌詞、特徴的な声質のボーカル、ハマるしかないよね。
AC/DCにハマり、このバンドにハマった私は両方のギタリストが持つこのSGというタイプのギターが猛烈に欲しくなった。今もだが。
SGかっこいいからね仕方ないよね!24フレットSGもっと出まわれ。
このバンドのおすすめは、「Into the void」
ダウンチューニングの単音リフだ。シビれる。
惜しくも2017年に解散してしまったが、その人気は健在である。
この他にも有名な曲はたくさんある。是非聴いてほしい。
Yes
私がプログレに入るきっかけとなったのはこのバンド、Yesである。
1968年デビュー、プログレッシブロックの草分けとなったバンドである。今も活動は続いている。
まあ一言で言ってしまえば、「To be contined」のあのフレーズがイントロの「Roundabout」を演奏しているバンドである。
もちろんRoundaboutもおすすめではあるが、私が特におすすめしたいのが、「Heart of the Sunrise」だ。
10分という大作ではあるが、曲調が随所で変化し、全く飽きない。(人によるが...)
ちなみにだが、この2曲が収録されているアルバム「Fragile」だが、通して聴いてみてほしい。このアルバムは通して聴くことを特におすすめする。
プログレの中でも名盤といわれるアルバムだ。是非。
Deep Purple
言わずと知れた往年のハードロックバンド、Deep Purple。
Smoke on the waterのリフなんかは誰でも知っているだろう。
Burnのサビ(のようなもの)の後の「is burn」のところは木村拓哉が出演したCMでも使われた。
そんな一般的にも知名度の高いDeep Purpleだが、私のおすすめは「Child in Time」だ。
珍しく長尺だが、聴いていれば終わる。
初めて聴いたときは、しっとりした曲調の中で、ボーカルがいきなり出すハイトーンに面食らった。なんでこんな声出せんの?は?
しかもライブでもやるのだからえげつない。
知名度があるので、とてもとっつきやすいと思う。
ほかの曲も是非。
Liquid Tension Experiment
先述のDream Theaterの派生バンドであるこのバンド。インストバンドである。
まあ~みんなえっぐい技術の持ち主なので、テクニックがすごいの大好きな私としてはもう大好物。
きっかけはDream Theaterのライブで披露されたメドレーなのだが、そちらも貼っておこう。
このメドレーにはLTE(略称)の曲も数曲入っている。
かっけえ~ナニコレ!となって調べたらダメだよね。ハマるもん。
このバンドのおすすめは、「Universal Mind」
リフ、メロディー、展開、なにからなにまで難しい。
しかし聴いてるとすっげえ楽しい。不思議だね。
このバンド、2008年(貼ったこのライブ)以来活動していなかったが、なんと最近再集合するよとバンドメンバーの一人が発表。
界隈大騒ぎ。熱狂。私も熱狂。
Animals as Leaders
ツインギターにドラムという奇妙な構成のこのバンド。もともとはギタリスト、Tosin Abasi氏(動画のサムネのギタリスト)のソロプロジェクトだったものである。
ギタリスト二人とも8弦ギターを使い、ベースの音域もギターでカバーする。
また、このバンドの一番の特徴は、スラップだ。
ベースではなく、ギターでスラップをしている。
実際に見て聴いてみればわかることだろう、おすすめである「Physical Education」を載せておく。
まあまず指の曲がり方おかしいよね。あとギターの弦間でスラップできるのも意味わからない。
このバンドはDjent(ジェント)という、おそらく一番ヘヴィなメタルのジャンルのバンドだが、比較的聴きやすい部類だと思っている。
重低音キモチ~!
Arch Echo
マイブームのこのバンド。
7弦ギターを使うフュージョン、のような音楽性だ。
程よくヘヴィ、程よくポップ、そういう感じだ。
初めて聴いたときは聴きやすすぎて一瞬で「あ、このバンドハマるわ...」と感じた。
実際ハマった。
おすすめは最近リリースされた「Strut」
途中、全くノレなくなるところがあるが、それもまたいい。
ツインギターとキーボードのハモリ気持ちいい...最高。
Polyphia
ツインギター、ベース、ドラムという割と普通な構成のインストバンド、Polyphia。
メンバー全員イケメン。それでいてバカテク。うらやましいよ。
バカテクとかいう頭悪そうな言葉を使ったが、言葉通りで本当に難しい。
リフとメロディーが融合したような曲が多いので、音数がとにかく多い。
本人たちもライブでは指板から目が離せないらしい。
私のPolyphiaのおすすめは「G.O.A.T.」
現時点で1555万回再生されている最も人気のある曲だ。
まあとにかく曲全体を通してすげえ難易度。ギターのみならずベースもドラムもすごい。
こんなに弾けたら楽しいだろうな...
The Aristcrats
これでバンド部門は最後だ。最後はこのバンド、The Aristcrats。
トリオ編成のインストバンドだ。
全員、技術高すぎ。人間やめてる。特にギタリストのGuthrie Govan、後でも紹介するが、この人が一番ヤバい。
あとこのおすすめの曲の変態度がおかしい。イントロの拍子が同時に二つ存在している。
ベースが12/8、ドラムが6/8、ギターはそのどちらにも対応している。
何を言っているのかわからないと思うが、私も何をどうしたらこんなリフを思いつくのかわからない。この時点で「Culture Clash」だ。
このバンドはとてもジャンルレスなバンドなので、どれを聴いても面白い。
ジャズっぽい曲もあればカントリーのような曲もある。
是非いろいろな曲に触れてみてほしい。
ソロアーティスト、ギタリスト部門
John Petrucci
私が最も推しているギタリスト。先述のDream TheaterとLTEのギターだ。
ソロアルバムを2005年と今年に出しており、どの曲においてもテクニックを惜しげもなく披露している。
Dream Theaterのようなメタルだけでなく、ロック要素もあったり、バラードのような曲もソロでは出している。
とにかく正確で音の粒がそろっているので、聴いていてとても気持ちいい。
おすすめは1stアルバムの「Tunnel VIsion」
是非イヤホン、ヘッドホンで聴いてみてほしい。左右からのギターがとても心地いい。
このギタリストはライブでもほぼスタジオと同じクオリティの演奏をする。意味わからん。
いろいろ聴いてきたが私の中ではこのギタリストが一番だ。
もう信者ですよ信者でいいですよ。崇めよ。
Kiko Loureiro
スラッシュメタルにおけるBIG4のうちの一つ、メガデスの現ギタリスト。
ソロアルバムもいくつか出している。
メタル畑のギタリストだが、ブラジル人故か、ジャズやボサノヴァなどの音楽にも造詣が深い。
実際に曲中のフレーズをよく聴いてみると、およそメタルではあまり使われないようなフレーズがたくさん出てくる。
この融合がこのギタリストの特徴なのではないかと私は思っている。
おすすめは、今年リリースされたアルバムの「Vital Sign」
少々拍子が複雑になることがあるが、アルバムの中では落ち着いた曲だ。
しかしこの曲、弾いてみるとわかるが結構難しい。
ギターソロはもちろん難しいが、リフの時点で結構ややこしい。
なんでこんな曲かけるんだろ。
Nick Johnston
ブルース、ロック路線のソロギタリスト。
知ったきっかけは、YouTubeのおすすめにある日ふと出てきたからだろうか。
一度聴いた時から、哀愁漂う雰囲気とサウンドが気に入り、大学の帰り道少し気分が落ち込んだ時に聴くと、ものすごくしっくりきて、それ以上落ち込まなくなる。
もちろんテンションの上がる曲もある。まあ、イチ押しがその曲なのだが。
「Atomic Mind」だ。
ライブならではのタイム感が味わえるので、ライブ版を載せた。もちろんアルバム版も良いので、是非チェックしてほしい。
後半に差し掛かるリフがもうかっこいい。誰でも映像のように拳を握りたくなるだろう。
ダーティなサウンドもまた良い。
この他にもたくさんかっこいい曲があるので、是非聴いてみてほしい。
Yas Nomura
ここで初めて日本人のギタリストを出す。アメリカ在住のYas Nomura氏だ。
主にインスタグラム、ツイッターにて活動している。
一年半ほど前に、ドラムのLang Zhao氏と「The Resonance Project」というデュオを組み、アルバムをリリースした。
今日本人のギタリストのなかで私が一番推しているギタリストだ。
メタル中心だがジャズやフュージョンなどもこなす。
また、ベースも弾けるため、デュオではベース兼ギターとして活動している。
ソロ名義での作品は無いため、The Resonance Projectの曲になるが、おすすめは「Neo Thangka」
ギターにMateus Asato氏とFelix Martin氏、ベースにYuki Hayashi氏をゲストに迎えた曲だ。
私は中盤が特に好きだ。
ツインギターで交互にソロをした後にハモる。はい最高。
最後に駆け上がっていくの超好き。んん~好き。
The Resonance Projectのほかの楽曲も超いいしYas氏のインスタには演奏動画が大量に上がっているので是非チェックしてほしい。
Guthrie Govan
先ほど上げたThe Aristcratsのギタリスト。
既に言ったがもう一度言う。マジでヤバい。この人。
まず引き出しが多すぎる。本当に何でもできる。
ジャズ、ロック、フュージョン、カントリー、メタル、全部できる。
テクニックも超一流。コピーするのは本当に至難の業だ。
しかも普段家であまり長い時間練習しないらしい。どうなってるんだ。
ソロアルバムは一枚だけ出しており、他はサポートで参加したものやThe Aristcratsのものがほとんどだ。またアルバム出してほしいなあ...
おすすめは「Waves」
イントロはコピーしようと試みたが、なんとか追い付けたのは最初のフレーズのみ。あとは弾ける気がしない。お前にはまだ早いと言われているようだ。いや、言われている。
このアルバムは全部聴くと心が折れる。しかしフレーズ選びのセンスと部分部分のテクニックは参考になるので、ギタリストにはとてもいい教科書だ。超上級だが。
5拍子や7拍子の曲もあるので、そちらも是非聴いてみてほしい。
おわりに
いかがだっただろうか。ほとんどが知らない世界の音楽だったと思われるが、少しでも興味を持っていただければこれ以上の幸せは無い。
とはいえ、
書ききれない。とてもではないが書ききれない。まだ私の言うことは終わっていない。まだ推すアーティストはたくさんいる。
ギタリストばかりを紹介したが、他にもおすすめのアーティストはいる。
ということで、まだ書ききれないので続編を作るつもりだ。
不定期で更新しようと思う。
更新したときはツイッターにて発信するので、よければ覗いていってほしい。
最後まで読んでくれた読者の皆様には本当に感謝している。
このような長い、また稚拙な文章を読むのは一苦労だと思うので、どうかゆっくり休んでほしい。
では。